2009年07月25日

フィレンツェからオルヴィエートへ

イタリア3日目。いよいよフィレンツェともお別れだ。
ホテルからサンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ歩いて移動する途中、
フィレンツェらしい文房具屋さんに入る。
saleの文字につられて、紙フェチの血が騒いでしまい、つい長居して
メモ帳を選んでしまった。電車に乗るまで、あせるあせる(汗)

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今日は、ローカル線で、あこがれのオルヴィエート Orvietへ移動する。
オルヴィエートは、すでに日本の女性の間でも人気の田舎町。
ローマからも、フィレンツェからも2時間以内で移動できるので、
半日ツアーなどで多くの旅行者が訪れているところだ。

なぜ人気なのかというと、まず地形が独特なこと。
山の上に、城壁に囲まれた町並みが広がっているのだ。
ジブリ映画の「天空の城ラピュタ」を思い描いてもらえるとわかりやすい。
これは火山岩の台地で、大昔の河川の浸食によって自然に出来上がったものらしい。

以前、初めてイタリアへ旅行したときにバスで移動していると、突如として山の上に町が広がっている不思議な光景を何か所も見た。
何も山の上に町を作らんでも。。と思ったけど、そこにいかにもイタリアらしいロマンを感じた。
「いつかあそこにいってみたい」とずっと夢見ていた。
今回、そんな山の上の町オルヴィエートへ行くことができて、夢がかなってうれしい。

オルヴィエートは今回の旅行のトピックスのひとつ。
どこか一か所、自力で、変わったところに行ってみたかったのだ。
ローマかフィレンツェからの、日帰りでも観光できるぐらいの町けど、なぜ一泊しようと思ったか。
それは、こちらの
「アーモ・イタリア」のオルヴィエートのページ
に、
「オルヴィエートに日帰りで来た人は、オルヴィエートに泊って、ここからローマやフィレンツェに日帰り旅行すればよかった、と言う人が多い」
と書いてあったから。
それは、オルヴィエートが、ローマみたいに騒がしくなくて、夜も物騒じゃなく、食事をしてからの夜の散策もできて、
のんびりできるからだと書いてある。

それ、いい!夜の散策、すごくいい!
オルヴィエートに泊るのだ!と固く心に誓った。

フィレンツェ中央駅の券売機でク、レジットカードで切符を購入し、
ローカル線で、フィレンツェから2時間ぐらいかけてオルヴィエート駅に着いた。
駅についても、何にもない。ここから、城壁のある旧市街地までケーブルカー(フニコラーレ)で登るのだ。
なぜだかオットが怒っている。
「なんにもないじゃん!なにこれ。ここに何があるっていうのさ」
別に気にもせず、私はフニコラーレの場所を探すため、その辺に座っていたおばさんたちに尋ねた。が、英語は全く通じず。
でもお互い一生懸命伝えようと必死。
結局、フニコラーレと反対側の出口に出てしまっていた。

ようやくフニコラーレに乗れて、あっという間に上まで着く。
フニコラーレの切符1枚(1.2ユーロ)でバスにも乗れるので捨てないようにしないとね。
上駅のカーエン広場からはバスに乗り、10分ほどでドゥオモ広場へ到着。
ここまで来ると、ようやくオットもなぜここへ連れて来られたのか納得したみたいだ。
当然だよね。思いスーツケースをひきずらせてんだもんね。ありがたいことだわ。

バスから降りたら、そこにそびえたつ巨大なドゥオモに圧倒された。

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とにかく圧倒的に、大きくて美しい!
正直言って、フィレンツェのドゥオモを見たときよりも感動した。
あまりの美しさと思わず涙が出た。
何枚写真を撮っても飽きない。ずっとそのそばにいたいと思える。

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オルヴィエートのドゥオモは、13世紀末に建築が進められ、16世紀に完成したロマネスク・ゴシック様式の傑作だ。
壁面の細工や装飾、彫刻のひとつひとつが繊細で素晴らしい。

このドゥオモを見るためにだけでも、オルヴィエートに来る価値があると思う。
町全体が、昼も夜もこのドゥオモが見守っていて、犯罪など起こす気になれないのではないかとさえ感じる。

ドゥウモの中へは、無料で入館できる。
私たちが行ったときは、礼拝堂の椅子に人がたくさんあつまっていた。
何が始まるのかなと思ったら、なんと地元の男性、女性20人ぐらいの
混声合唱が始まったのだ。
ドゥウモ(教会)の中で、イタリア語の讃美歌を生で聞けるなんて
高い天井に共鳴して響くので、これ以上ないほどの音響だ。
まさかのグッド・タイミング。
それはそれは、きれいで荘厳な風景だった。

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ずっと聖歌隊の歌を聴いていたので、
ドゥオモの礼拝堂の壁面にある

トスカーナ出身の芸術家ルカ・シニョレッリによるフレスコ画「最後の審判」と、天井につながる部分のフラ・アンジェリコ作のキリスト像を近くで細部まできちんと確認することができなかった。写真には全体像が映っている。

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あとでちょっと後悔したけど、全部を制覇することはムリ。
旅は、「見なきゃ、行かなきゃ」とがんばりすぎても楽しくないのよね。きっと。


posted by モモ at 16:44| Comment(0) | オルヴィエート日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オルヴィエートの地下洞窟

オルヴィエートの歴史は古く、古代ローマ帝国以前のエトルリア時代にさかのぼる。

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驚いたことに、町の地下には無数の洞窟と通路が迷路のように入り組んでいる。
人々が地下に洞窟や通路を掘り始めたのは、3000年前にさかのぼるという。
その総面積は、地上の旧市街の面積よりもはるかに広いというから
さらに驚きだ。
しかも、この地下都市が一体何のために掘られたのか、正確にはわかってないらしい。
ミステリアスですね。。。
本格的な学術調査も始まったばかりらしいのだ。

山の上に都市があって、その地下には、年よりもはるかに広い地下都市があった。しかも3000年も前から。
やることが、すごすぎる。

地下洞窟の探査ウォーキング・ツアーに参加した。
一人5.5ユーロ。
申しこんでおいて、時間になったらドゥオモ広場前に集合する。

毎日4回ぐらい行われていて、私たちが行ったときは、
11:00、12:15、16:00、17:15だった。
ガイドは英語かイタリア語で、所要時間は約1時間ぐらいかな。

参加者みんなで出発して、洞窟までは眺めが良い道が続く。
山の上のオルヴィエートから、下界の景色を眺めたらこんな感じ。

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英語ツアーに参加したけど、やっぱりよく理解できなかった。残念。
このボコボコあいた穴は、昔ハトを飼ってたあと、だということだけはわかった。
伝書鳩でもやってたのかな?
と思ってたら違った。調べてみると、
なんとハトを食用にしていたらしい。
ハトは朝決まった時間に飛び立って、自分でエサを取り、夕方決まった時間にちゃんと帰ってくるので、手間がかからない。

食糧事情が悪かった時代、貴重な蛋白源となっていたとのこと。

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近代になってくると、一部の洞窟やトンネルは、ワインの貯蔵庫として使われていた。
オリーブオイルを石臼で引いて絞っていた部屋などもあった。
生活の場だったんだね。
感じる人なら、きっと古代や中世の人々の気のパワーを感じるんだろうな。。

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posted by モモ at 20:06| Comment(0) | オルヴィエート日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月26日

オルヴィエートで泊ったホテル 

オルヴィエートで、どのホテルに泊まるか?これは、この旅行最大のポイントだった。
オルヴィエートの1泊は、お金の掛け具合のメリハリの「ハリ」の部分。
ちょっと贅沢な1泊にしたいわけ。

城壁に囲まれた旧市街の中にしたいし
そして夜のレストランからも歩いてドゥオモ近くまで散策に行けて、
帰れるぐらいの距離に泊まりたい。

ホテル探しには、「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の
イタリア観光ガイドのクチコミ
と、
ホテルの予約サイト「Venere.com ヴェネーラ」が役に立った。
いろいろ検討した結果、評価のレートも8.7と高い
B&BのサンタンドレアSant'Andreaに泊ることにした。

→こちらはそのホームページ。

ドゥオモからも歩いて5分だし、価格がツインで朝食つきで73ユーロだった。1ユーロ137円として、日本円で約10,000円。
二人でだから、決して高くはないけど、
今回の旅行での宿泊代は、二人で2泊で、100ユーロ(約13,700円)が目安なので、
1泊73ユーロは、プチ贅沢だわ。

例によって、ホテルの場所が分からず、お店の人、道端の人に聞きまくってやっと着いた。
オルヴィエートは、小さな町だから簡単にわかるだろうと思ったけど、
全然そうでもなかった(汗)
日本での方向音痴度は、海外では倍増されるみたいだ。

ホテルのドアのブザーを鳴らして、ドアを開けてもらった。
フィレンツェのホテルと同じように、外から入るドアのカギ、
共有の部屋に入るカギ、自分たちの部屋に入るカギの
3つのカギをもらった。

お部屋に入ると、まあ何てラブリーなのかしら♪
日本の女の子が(もちろん私も)好きそうな、ロマンティックなインテリア。
この天井に取り付けられた、ベッドの透けるカーテン(名前がわからない)が、たまらないって感じ。

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窓を開けると、オルヴィエートの石だたみが見えるのよ。

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バスルームは、ここもシャワーのみだけど、それは仕方がない。
朝食を食べる共有の部屋も、素敵だった。
壁には、17世紀のフレスコ画の一部分がインテリアとして飾られていた。
人物画なんだけど、顔の部分の一部が、長い年月で風化され朽ちているのも、そのまま残してあって、それが逆に「本物だ」とリアルだった。
なぜかその写真を撮るのを忘れていて、残念!
ホームページには載ってます。
このB&B、私はすっかり気に入った。ここにしてよかった♪

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ホテルの主人は、50代ぐらいのダンディなおじさまで、やさしそうな人だった。朝食のときには、
「昨日はよく眠れたか?そうか、よかった」
と声をかけてくれた。
インターネットもフリーに使わせてくれて親切だった。
朝食は、パンとシリアル、焼き菓子、ジュースとカフェがセッティングされていた。
共有のテーブルなので、別の部屋に泊っている、多分アメリカ人の
女の子二人と同席になった。
「おはよう」と挨拶したら、ニッコリして挨拶してくれた。

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そのうちの一人がスッゴクかわいくて、女優のシャリーズ・セロンみたい。
オットは話しかけたかったみたいだけど、私は二人が話しかけてこない限り、話しかけるのはやめようと思った。
というのも、二人からは、私たちと話をしたいオーラが見えなかったから!残念。
きっとそっとしておいてほしいのね。若い女性は、どこの国でもデリケートに扱わなくちゃ。ましてや楽しい旅行中なんだし。
かわいい女の子たちと一緒に朝食を食べれただけでもよかったじゃない。

朝食も大満足だったわ。しかし。このホテルの支払いのときに、予想通りやっぱりもめた。
また私のおおざっぱのせいなのだ。
そのお話は、また後日・・・

ベッド&ブレックファスト サンタンドレア 

Bed&Breakfast Sant'Andrea

Via Magarotti, 7
Orviet
ホームページ

場所は、ドゥオモ広場から歩いて5分ぐらいの共和国広場Piazza della Repubblicaから出ている道、マガロッティ通りVia Mgarottiに面している。

→「サンタンドレア」を予約したサイトのページ
ヴェネーラ・コム Venere.com


posted by モモ at 17:45| Comment(0) | オルヴィエート日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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